PetVoiceご利用者インタビュー(16歳愛犬心臓病・肺水腫の闘病生活)

現在、PetVoiceは疾患を持った愛犬愛猫と暮らすご家庭で多く活用されております。PetVoiceを利用されている方はもちろん、まだご使用ではない飼い主様も含めて、同じく闘病生活を送る飼い主様の心の支えになる情報を発信したいと考え、インタビューを実施しています。

今回は、愛犬どんちゃんの僧帽弁不全症をきっかけにPetVoiceをご利用いただいているY様のインタビュー内容をご紹介いたします。

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インタビューについて

対面インタビューだとPetVoiceへお心遣いいただくことも多いと感じ、より率直なご意見や闘病中の本音をお伺いしたい想いからオンラインでアンケートにご協力いただいております。

インタビュー内容

愛犬やご家族について

(愛犬どんちゃん)

愛犬・愛猫のお名前:愛犬 どん
ご家族構成:単身世帯、犬3匹猫8匹
お住まい:岐阜県
かかりつけ医:藤原動物病院

(一緒に暮らす愛犬愛猫たち)

PetVoiceのご利用について

「PetVoice利用開始のきっかけとなった愛犬愛猫の持病について詳しく教えてください。」

ペットドック(健康診断)を受けた際に僧帽弁閉鎖不全症との診断があり、いつ肺水腫になってもおかしくないくらいの状態との事でした。体調管理と留守中のお守りとしてPetVoiceを利用開始しました。
PetVoice利用開始から約1ヶ月後、16歳で肺水腫になりました。

「PetVoiceはどのようなきっかけで知りましたか?」

かかりつけの動物病院で教えていただきました。

「PetVoiceを実際に使ってみようと思った背景を教えてください。」

いつ肺水腫になってもおかしくない状態とのことで、先回りして体調管理をしたいと思い、先生にPetVoiceを教えていただいてすぐに利用開始しました。

闘病中について

(闘病中のどんちゃんの様子)

「闘病中にどのようなことが心の支えになったか詳しく教えてください。」

同居の他の犬猫たちを病院に連れて行った際にも、担当の先生方がどんちゃんの肺水腫や病状について話を聞いてくださったり、アドバイスをいただけたことが心強かったです。
単身世帯で私一人では不安な事が多かったので、話をできる事が一番支えになりました。
留守中にPetVoiceから安静時呼吸数が高くなっている通知をスマートフォンで確認できたので、肺水腫の早期治療も間に合いました。
お守りとしてとても頼りにしていました。

「闘病中にどのようなことが不安になったか詳しく教えてください。」

闘病中の子を置いて留守にしなければいけない時がいつも不安でした。
いつ安静時呼吸数が上がってくるか分からない緊張感のある毎日でしたので、1日1日とても重みのある日々でした。

「実際に利用してみてPetVoiceはどのように闘病生活に役立ちましたか?」

留守中の私の代わりに見守り続けてくれたと思います。
アプリに記録が残っていることで、今は大丈夫でも夜中はどうだったかなども確認できて日々の変化も気づきやすく助かりました。

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同じく闘病中の愛犬愛猫をもつ飼い主さんへ

「現在闘病中の方に向けて、後悔しないために普段の生活の中で心がけてほしいことは何でしょうか。」

闘病中の悩みや不安は些細だと思ってもそれがどんどん膨らんだり増えたりするので、抱え込まないで誰かに少しでも話して欲しいと思います。
かかりつけの先生や看護師さんは愛犬・愛猫たちの状態を知るための代弁者にもなってくれる方々なので、きっとそれぞれの闘病においてヒントになることをいただけると思います。
今までたくさんの子を看取りましたが、後悔のない別れは今のところありません。でも、できるだけ後悔の少ない選択をするように心がけていたら、後悔は少しあるけどやり切った!っと言えるようになりました。
それぞれの飼い主さんが想う暮らしを応援しています。

「現在闘病中の方に向けて、PetVoiceをお勧めできる人、お勧めできない人について率直に教えてください。」

留守中のことが心配な方や闘病中の子の飼い主さんには特にお勧めしたいです。
お勧めできない人は特にいません。

「ご自身の愛犬愛猫と同じ病気で闘病中の方にお勧めしたい闘病生活のサポートとなるグッズや、生活上の工夫などはありますか?」

体内時計を意識してあげること、小さなことで良いので刺激のある穏やかな暮らしを意識すること(歩けなくても抱っこやカートで外の風を一緒に浴びに行ったり、良い景色を一緒に見たり)、食欲がないときも知育トイを使って「おやつ食べる?」のお誘いをしてあげると食欲が出てくれた時もありました。

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(どんちゃんを見守る愛犬の様子)

PetVoice編集部より

Y様は保護活動にも力を入れていることをお聞きしました。成犬猫や疾患持ちの犬猫といった引き取り手が見つかりにくい子たちを積極的にお迎えしているそうです。

家族(犬猫)の数が増えても、1頭1頭大切に愛情を注いで育てられている様子がとても印象的です。そのご様子がY様のインスタグラムからもご確認いただけます。(ご掲載許可をいただきましたので、ぜひご覧ください。)

Y様インスタグラムはこちら

また、闘病期間中ほとんど毎日欠かさずにデータを計測され続けていたことも印象的です。以下は2024年9月の安静時呼吸数の計測記録です。

動物病院の先生・スタッフの皆様と強い信頼関係を築き一緒に闘病生活を送っていたこともとても印象に残りました。現在闘病中の飼い主様におかれましてはぜひご参考にしていただきたいと思います。

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  • 執筆者

    PetVoiceBlog編集部

    PetVoice編集部は獣医学や動物行動学を学んだスタッフが犬・猫の健康に関する情報をお伝えします。